みなさまこんにちは。
大下友里と申します。
この度は、ピアニスト大下友里のホームページへお越し頂き、誠にありがとうございます。
演奏活動や、日々のあれこれを綴っていけたらと思っております。

物心ついた頃から、我が家には音楽が溢れていました。気がつくとピアノを弾き、習い事というよりは自分の生活の一部になっていました。
小学生になると、自分の好きな音を並べて遊び、作曲の真似事のような事をして過ごしていました。
一人っ子ということもあり、1人で静かに黙々と音で遊ぶ子供でした。
その頃の生活が染みついてしまっているのか、今もマイペースで独り大好き人間になってしまいました。
環境とは怖いものです。

高校は当たり前に作曲コースに進学し、このまま作曲家になるものだと思っていました。
が、そんな純粋な子供ではなく、音楽もクラシック以外のロック、パンク、ジャズからファッションなどへと、興味が移行していきました。
気がつくと、音大進学ではなく美容学校へと進学していました。
それからというもの、仕事は美容師、エステティシャン、アーユルヴェーダマッサージ、飲食業など、やりたいことを片っ端からやっていました。
両親には心配をかけすぎというくらいかけてきました。
ここでごめんなさいと言わせてください。笑

唯一、音楽だけはオールジャンルなんでもずっと好きでした。
30歳をすぎた頃、やはり子供の頃の環境のせいでしょうか、
またクラシックへの情熱が沸々とし、一念発起し音大へ入り直しました。
ここでは素晴らしい先生や、素敵な仲間達にも沢山出会うことができ、まさに出会うべくして出会ったんだと感じました。

高校を卒業し、そのまま何も考えずに音大へ入学していたら、多分今頃はピアノを弾くことをしていなかったと思います。
遠回りをしましたが、今だからこそ感じる音楽や、響かせたい音、弾きたい音楽があると感じております。

今も世界中のどこかで戦争は起きていて、
そして今の世の中は、一年前の私達からは想像もできなかったような信じ難い現実が目の前にあります。
当たり前にあった幸せが、今では当たり前ではなくなり、とても尊い。
しかし、目の前にあるのはただの出来事であって、それをどう捉えるかは自分自身であるし、こんな今だからこそ音楽が人にパワーを与えてくれていると信じています。
モノに溢れる時代だからこそ、私は目に見えないものを信じたい。
音楽も流れては消えていくものだから神々しい。それでも私達の意識には永遠に残っているもの。

一瞬一瞬の喜びや悲しみ、生きているという幸せを噛みしめながら、日々音楽と向き合っていきたいと思います。
永遠の片想いのようなピアノと、いつか両想いになれますように。

大下友里