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9月29日ソロライブ

9月29日ソロライブ 1st 18:30~

場所:赤坂dot&blue(PIANOLIVE)

東京都港区赤坂7-9-7 バルビゾン74 1F

03-3568-3188 アクセス

yuri

演奏曲目&楽曲解説

カプースチン1937/11/22-2020/7/2)

ピアノソナタ第1番op.39「ソナタ・ファンタジー」(1984)から、第1.第2楽

ニコライ カプースチンは、ウクライナ出身のロシアの作曲家、ピアニストである。
7歳でピアノを始め、その後モスクワ音楽院で学ぶ。
在学中にラジオ放送ボイス・オブ・アメリカで聴いたジャズに興味を持ち始め、独自のアイディアに基づき作曲をはじめる。
クラシックとジャズを融合させた楽曲は、ペトロフや、マルカンドレアムランなどのピアニストが彼の作品を取り上げるようになり、一躍人気が出る。
作品番号は161を数える。ピアノ曲、管弦楽、コンチェルトなど膨大な作品を残す。
今日演奏するソナタは、カプースチンが作曲した最初のピアノソナタである。
同時期に作曲された他の作品に比べ、細部は入念に仕上げられ、楽曲の構成や楽章間のコントラストにも熟慮の跡がうかがえる。
一つの主題が様々に装飾を施されて反復される第一楽章〈vivace〉
後期スクリャービンの和声の響きを聴こえる気怠い第二楽章〈largo〉
(2つの楽章は続けて演奏される)

◎フランツリスト(1811/10/22-1886/7/31)

2つの伝説(1861〜1863)

ローマにて作曲されたこの時期は、リスト自身の信仰が深まっていく時期でもあり、多数の宗教曲が書かれ、自身も僧籍に入っている。
この作品もキリスト教に題材を採ったもので、ローマで心労を味わっていたリストが聖人の堅い信仰心に感銘を受け、アッシジのフランチェスコとパオラのフランチェスコという2人の聖人にまつわる伝説を音化したものである。
楽譜にはそれぞれ長大な表題がリスト自身によって書き添えられている。
第1曲 小鳥に説教するアッジシの聖フランチェスコ
「聖フランチェスコの小さい花」を取材し、フランチェスコが小鳥たちに説教を始めると小鳥たちは聴き入り、フランチェスコの切った十字に従って四方に飛び去っていったという逸話を残している。
第2曲 波の上を渡るパオラの聖フランチェスコ
リストの所有していたエドヴァルト フォン シュタインレの線画と、ジュペッゼ ミシマッラの著書「パオラの聖フランチェスコ」から霊感を得ている。メッシーナ海峡に舟を出すことを拒否されたフランチェスコが、マントを海に広げてその上を渡ったという逸話に基づく。なお、パオラのフランチェスコはリストの守護聖人でもある。

◎ショパン(1810/3/1〜1849/10/17)

ノクターン第13番 op48-1 (1841)
ポロネーズ第6番 op53 「英雄」(1842)

ショパンのノクターン全21曲からなり、20歳の頃から晩年に至るまで均等に作曲されている。
ノクターンの語源はラテン語で夜を指すNOX
から派生し、修道院などで行われている晩祷の事を示す。
夜の瞑想、黙想などの意味に転化したものと考えられる。また、貴族の夜会で奏される音楽にノットルノ(Notturno)があり、ルネサンスから古典派にかけてセレナードと同様の機会音楽として存在した。この個人の瞑想とサロン文化が結びついて、このジャンルが形成されたと思われる。
op48-1は、彼が31歳の時の作品で、ジョルジュサンドとのノアンでの生活のうちに作られ、心身共に充実していた時期のものである。
ポロネーズとは、フランス語で「ポーランド風」の意であり、マズルカと並んでポーランド起源のダンスまたはそのための曲の形式(舞曲)である。
テンポがゆっくりな4分の3拍子で、ポーランドの民族舞踊のことである。
op53「英雄」も、前記のノクターンと同様で
彼の32歳の時の作品である。

◎ジャン ミッシェル ダマーズ(1928/1/27-2013/4/21)

序奏とアレグロ(1992)

ボルドーに生まれる。ハープ奏者の母の影響により幼少時より音楽の才能を発揮。
ピアニスト、作曲家として積極的に活躍すると共に音楽教育にも力をいれ、パリ音楽院の副学長も務めた。
ダマーズは主として室内楽曲をはじめとする器楽曲の作曲で知られる。ハープ奏者の母の影響もあり、ハープを用いた作品も多い。
フランスで20世紀後半に主流であった前衛的な現代音楽の流れに反し、新古典主義に基礎をおいた優美な旋律を特徴とする作風を展開した。
序奏とアレグロは、ロン=ティボー国際コンクールによる委託で作曲され、同年開催された第24回コンクールの本選課題曲のひとつとなった。
序奏の部分ではハープを連想させる美しいグリッサンドで曲は3部からなる。
やや物憂げな表情をもつ序奏が、終わると、ごつごつとした音形が現れてアレグロに入る。
おもちゃ箱を広げたようなアレグロでの展開の後、冒頭の序奏が半調上がって回帰する。
だがまもなくアレグロの第1主題が顔を出し、推進力を保ったまま第2主題が提示され、華やかに終結を迎える。

◎引用『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より

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